体力作りにはやっぱり運動

看護師の仕事を始めてから、思いのほか体力が必要なことに気づく人は少なくありません。介護職と同様に、看護職は体力を必要とする仕事です。体力不足は年齢を重ねるほどに強く感じるようになるため、普段から体力作りをしておきましょう。大切なのは、無理なく継続できる運動を取り入れることです。ウォーキングやジョギングを日課にしている人は、基礎代謝の向上、筋力の維持などを期待できます。運動はダイエットに良いだけでなく、体を強くするメリットもあるのです。

体力を消費するからと運動を避けていると、やがて動くことが大変な体に変化していきます。人間の体は何もしなければ鈍る性質があるので、できる範囲で体を動かしましょう。看護師の中には、自宅にウォーキングマシンを設置し、運動に励んでいる人もいます。天候に関係なく体力作りができるので、便利です。もちろん器具がなくても運動はできますが、怠けてしまいやすい人は購入を検討してみると良いでしょう。

体力は時間をかけて積み重ねていくものであり、1日で養うことはできません。大切なのは運動を継続することで、週に5日または1日おきなどの頻度で継続的に行います。運動不足の人ほど疲労を感じますが、運動を継続すれば次第に疲労が溜まりにくい体に変化していきます。運動するタイミングは食事前が適しており、効率良く体脂肪を燃焼させるメリットが期待できます。体重が増えすぎると、息切れや体力不足などを招きやすいので注意が大切です。